ウェビナー開講、第1回:レオナルド・ダ・ヴィンチの村からオリーブの剪定講座

Olive Wellnessをテーマとするオンラインセミナーの第1回目は、EU公認農業剪定士小幡真紀さんが登壇。イタリアトスカーナ州ヴィンチ村からオリーブ剪定のオンラインセミナーを行います。トスカーナの丘陵に囲まれ、丘にはブドウ畑やオリーブ畑が広がる光景はレオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた時代と大きく変わってはいないと言います。

日本ではインテリアデザイナーだった小幡さんはフィレンェの街から約28km離れたヴィンチ村で近隣のブドウとオリーブの畑をできるだけ自然循環型の栽培で管理しようとしています。◎“オリーブ園を耕す者は実を望み、肥やしをやる者は実を懇願し、剪定をする者は実りを強いる”とは地中海地方で古くから伝わる言い伝え。

健康的なオリーブを栽培するのに欠かせない「剪定」について、ヴィンチ村在住の剪定士から日本語でイタリアで行われている剪定の基本的な考え方を学びます。以下からお申込みください。

【開催要項】

日時:2021年6月12日(土)16:00ー16:45

受付開始:15:30

配信方法:Zoomオンラインセミナー

Zoom初めての方:事前入場確認6月11日11時

参加費:550円(税込、事前登録)

定員:先着100名様

お申込み:https://olivewellness.store/

受付期間:5月20日9時~6月10日18時

ポストコロナの時代のカリフォルニアオリーブ協会

コロナで2020年総会を中止したカリフォルニアオリーブオイル協会(COOC)が2021年総会を4月23日オンライン形式で開催。

オンライン会議でよく使われているZOOMやTeamsとは異なり、展示会場を模擬したブースが画面に配置され一つのブースでは6人までが同時に会話に参加できる、プレゼンテーションではスライドと説明者を会場での説明と同じように感じるように二つの画面を同時に流すなど工夫がなされていました。

しかしながら恒例のオイルのテイスティング、講演したシェフの料理を楽しむなどの香りをかぐ、舌鼓を打つことは来年までお預けです。

カリフォルニアで話題のカクテル

COOC総会参加者のチャットで話題となっていたのがエキストラバージンオリーブオイル(EVOO)を使ったカクテル。ドライマティーニにテーブルオリーブを入れる伝統のある人たちでは、基本となるジンの好みに加え、品種などで風味が異なるEVOOも選んで楽しんでいるそうです。

話題のレシピ
1/2オンスのジン(自分はSipsmithがいいとかFour Pillarsが好きなどと好みでよいようです。)
1/2オンスのフレッシュレモンジュースまたはライム。
1/2オンスのエクストラバージンオリーブオイル(カリフォルニアオリーブの名前が上がります。)
1/2オンスのシンプルなシロップ。
これ以外にもたくさんあるようです。

オレア・オリーブ カリフォルニア

18世紀初めスペインの宣教師団がメキシコとカリフォルニア半島にオリーブや他の果樹を持ちこみ、1769年に宣教師フランシスカがサンディエゴに最初の教会を建ててオリーブを植えたのがカリフォルニアのオリーブの始まりです。

今や栽培面積約35,000エーカーを超え、400を超える栽培農家、75の異なる品種、45の搾油所でオリーブオイルとテーブルオリーブを生産しています。

1992年に設立されたCOOCには、生産者のみならず大学、農政関係者、販売者などが参加。IOCよりも厳しいオイル品質基準や新しい保存基準を定めるなど、カリフォルニア独自の施策も進めています。

 

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