北海道のオリーブ:露地の越冬準備、ハウスでは実の収穫
今年の4月21日北海道の洞爺湖を臨む山麓に植えた5本のオリーブは台風などの自然災害にあうこともなく順調に成長し、平均樹高88.9㎝は1.4倍を超える129.6㎝、平均幹径1.7㎝は2.1㎝になりました。
今年の冬は、例年よりも早く11月中旬に雪。昨年の越冬実験の結果から、雪の重さで枝が折れる対策に加え、導管の凍結を防ぐ対策を講じました。
ビニールハウスで鉢で育てられ、今年花の咲いたオリーブ(品種アルべキーナ)は、10個以上の実をつけ、初めての「洞爺オリーブ」ができました。
世界のオリーブ:品種ピクアルが1/3
過去5年間で世界で生産されたオリーブオイルの30%がピクアルであった、とスペインのコンサルタント会社ASAJA Jaénが11月に発行の最新レポートで発表しました。アルべキーナが10%でこれに続き、スペイン原産種が主流を占めています。
レポートはまた、栽培耕作地のタイプは、伝統的栽培が61%、中密度栽培が29%、最先端の機械収穫が可能な高密度栽培の畑は10%と推測しています。
さらに1ヘクタールのオリーブ畑は、年平均2.6トンの二酸化炭素CO2を取り込み、世界規模では3千万トン/年のCO2削減に貢献していると推定しています。
オレア・オリーブ:ピクアル
ピクアルはスペイン原産で、スペインのアンダルシア地域で最も大切な品種と言われています。同意品種名には日本でよく見かけるネバディロ・ブランコや、ネバディロ、ネバドー、ブランコ、サルガなど多数あります。
この品種は丈夫で、さまざまな気候や土地に適応します。とくに、寒さ、塩分、水分の多い土地に強いと考えられています。乾燥と石灰質土壌には弱いです。
大きく刈り込んだ後に、芽を出す強い力があります。花が咲く時期は普通で、受粉木のいらない自家和合です。実は比較的早く熟します。果実は取りやすいので、機械収穫が簡単です。
常に生産量が多く、オイルを多く含み、また育てやすく、中ランクのオイルが取れます。オイルの特長は高い安定性とオレイン酸の多さです。総ポリフェノールの量も多い品種とみられています。
イスラエルの厳選希少ワイン 好評販売中 残り僅か
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アディール・ワイナリー:2003年創業親族経営のワイナリー①
ブラヴド・ワイナリー:二人のヘブライ大学教授が設立。②
ヴォルトマン・ワイナリー:年間2万ボトルの希少ワイナリー③
スフェラ・ワイナリー:白ワインのみを生産するブティック④‐⑥