大いなる成長:潅水・液肥栽培の八王子実験農場のオリーブ

東京の西部八王子市の農園でアグリスマートサンホープと当社は共同でオリーブ栽培で自動潅水制御システムの実験中です。オリーブは3月~9月液肥を水と混ぜ点滴で潅水しています。

植栽から約2年、10月初めには少量ながら実を収穫。害虫の被害等で植え替えを余儀なくされた2本を除くと、個体差はあるものの成長した木では樹高は約2倍、幹径は約3倍になりました。

欧州連合:スペイン減産、他国は増産見込み

欧州連合EUは農産物生産の見通しの最新レポート、Autumn 2019を発表。報告では、EU全体で、過去5年平均を3%上回る210万トンのオリーブオイルが生産されると予測。

国別では、最大の生産国スペインが減産で125万トンと予測される一方、天候に恵まれ害虫被害が減少したイタリア35万トン、ギリシャ30万トン、ポルトガル14万トンで、前年と比べ増産の見込みとなりました。

オレア・オリーブ:オリーブの実

収穫時期を迎えたオリーブの実は、品種で大きさや形が異なります。重さは、0.5gほどの小粒から15g以上の大実と呼ばれるものもあります。

一般に種と呼んでいる部分は、核果と呼ばれその中に種があります。この核果の形、皺の数は品種で異なり、DNAによらない外形で品種判定をする時の一つの判断基準になっています。

オイルを含む果肉の部分は品種で異なりますが全体の重さの60-90%、核果が10-40%で、種は全体の1-2%です。

イスラエルのオリンピックホストタウンでのイベント

第二次世界大戦中にリトアニアの日本領事館領事代理であった杉原千畝は、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給し、彼らの亡命を手助けしたことで知られています。

彼の生誕の地岐阜県八百津町は、来年の東京オリンピック・パラリンピックに来日するイスラエルの人達と交流を図るホストタウンです。

八百津町では、11月9-10日産業文化祭を開催。イスラエル大使館からゆるキャラ“シャロームちゃん”が訪れ、イスラエル料理店や物産店の出店があります。オリーブガーデンもイスラエルのオリーブオイル、ワインの展示即売を予定しています。