千葉県いすみ市でオリーブ栽培とアグリスマートAIの実証プロジェクト始まる
温暖な気候で知られる房総半島にあるいすみ市は、市の観光大使八波さんの「次世代の農業を考えよう」との提案を受け、オリーブ栽培と最先端の自動潅水液肥システム(アグリスマートAI)の実証プロジェクトをスタート。4月16日、約3千㎡の実験圃場で、市長を始めイスラエル大使館経済公使など50人を超える関係者が集い植樹式が行われました。
オリーブの多様な商品化を検討できるように果実の大きさや特性が異なる8品種、108本のオリーブを植栽。約70%の木はアグリスマートAIで水と液肥を人手を介さず自動的に与え、残りの30%の木は、従来の人が水と固形の肥料を与える方法で、省力化の度合いも評価する計画です。
COOC年次総会:デイビス・オリーブセンター
カリフォルニアオリーブオイル協会の年次総会が3月22日、23日リゾート地モントレーで開催されました。プレゼンテーションの先頭に立ったカリフォルニア州立大学デイビス校オリーブセンターのダン・フリン所長は、最新の研究成果として、最適な搾油機の操作条件、赤外線を用いたオリーブオイルの評価、データベースに基づく収穫タイミングの重要性などを報告。
2019年のテーマは、オリーブオイルの絞り滓から堆肥を作る実証研究、より高速にオイルの劣化度合いを測定する方法、最新の成果に基づいたオリーブ栽培マニュアルの発行などです。
オレアオリーブ:COOC展示会から
COOC総会のオリーブ関連商品の展示会からいくつかを紹介。
オリーブオイルの評価を専門の検査機関ではなく、自分でテストするOXI Tester(クオーツアナリティック社、米国ミシガン州)。オイルの酸度、総ポリフェノール量などが測れる。
小規模農家が持ち込むオリーブを搾油するが、誰も持ち帰る容器を持ってこないので、元商社の経験を活かし中国で手ごろなステンレスタンクを開発したKiler Rigde。
ハワイからのナチュラルビューティーオイルを羽田で
ハワイ産のマカディミアナッツやククイなどの植物油からの化粧オイル「クレアナ」が羽田空港第2ターミナル3階にあるHealthy Tokyo Café(ターミナルロビー19)でお買い求めできます。