ハワイのマウイ島のオリーブ農家:熱帯性気候での栽培に挑戦
ジャミー・ウッドバーンさん(70)と息子のジョシさん(38)は、暖かい熱帯性気候のハワイ州マウイ島でオリーブ栽培に挑戦しています。ハワイの平地では、オリーブの開花に必要な冬の寒さがないので、島のハレアカラ休火山(標高3,055m)の標高約1,000mの中腹でオリーブを栽培しています。
ハワイ島、オアフ島を合わせると10以上の農家がオリーブを栽培して、少量ですがオリーブオイルを作っています。
「人とは違うことをやりたいのでオリーブ栽培に挑戦している、耕作地は山の斜面で火山性の土壌で石や岩がないので、根が浅いオリーブが風で倒れないようにする工夫や、固形肥料では斜面の下の方に流れる、斜面の除草が大変など栽培の苦労がある。カリフォルニアオリーブオイル協会の幹部でもある大手苗木屋の協力を得ながら10以上の品種を栽培しているが、剪定などの人手が不足している」とジャミーさんは言います。
地元の農家と共同購入の搾油機でエキストラバージンオリーブオイルを作っていますが、まだ限られた本数で二人の挑戦は続きそうです。
ハワイのエコ農業:化粧用ヒマワリ種子油
ハワイは50年以上もの間毎年100万トン以上の砂糖を生産し、アメリカ全土の20%の砂糖を生産していた時期もありました。しかし経営会社の不振から2016年1月最後のプランテーションが閉鎖され、12月にはハワイ最後の砂糖精製工場が閉鎖しました。
オリーブガーデンの化粧用ナチュラル製品の製造元であるパシフィックバイオディーゼル社は、この跡地を救うためにマウイ島でハワイ最大の「廃棄物ゼロ」の農業プロジェクトを発足。2017年115エーカーの畑に最初の作物としてヒマワリを植え、食用・化粧用・バイオ燃料オイルの生産を始め、滓から肥料も生産。オイルは日本での化粧用原材料としての採用も始まっています。
オレア・オリーブ:オリーブと気温
オリーブは亜熱帯性の植物で、夏の高温に強い印象がありますが、光合成に最適な温度は15℃から30℃と言われ、気温が35℃を超えると光合成が70-80%に阻害されます。一方オリーブにとっての冬の理想的気温は、2℃から18℃で、この寒さが続く開花に必要と言われています。
品種による違いがありますが、一般には若い木や枝は気温-6℃以下になるとダメージを受け、さらに―9℃以下が続くと凍裂すると言われています。
好評:特別な時のワイン ダルトン アルマシリーズ
ギフトや特別なイベントで楽しむワインとしてご好評いただいてるアルマシリーズのご紹介です。
ダルトン アルマ アイボリー
セミリオン/ピノグリ/ヴィオニエの3品種をイスラエルの土地で育てたぶどうで作るガリラヤそのものを表すブレンドワインです。発酵が終わった3種類はブレンドされ、フランス産のオーク樽で6ヶ月熟成されます。最終的に完成時にはセミヨン74%、ピノグリ14%、ヴィオニエ12%のブレンドになります。定価3,780円(税込)
ダルトン アルマ スカーレット
クラシックなローヌスタイルのブレンドワインです。シラー52%、グルナッシュ32%、ムールヴェドル16%の3品種。それぞれのブドウを新品、または1年使用したフランス産のオーク樽で12ヶ月熟成し、熟成完了後、ブレンドを作り、さらに2ヶ月樽熟成します。 定価3,780円(税込)
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