世界の食糧生産の課題に農業技術で挑戦:アグリテック2018

最新農業関連技術の展示会“アグリテック2018”が5月8-10日、イスラエルのテルアビブで開催されました。49ヶ国の担当相、50ヶ国からの参加者があり展示会、カンファレンス、そして農場や栽培試験場の見学ツアーと盛況でした。

世界の人口は、2050年までに24億人増え60%の食糧増産が必要となるが、耕作適地は減り40億人分の水が不足すると言われています。

一方現状は、水の70%は農業に使われ、20%の農地が潅水されています。しかし大半の潅水は非効率で75%以上の水を無駄にしています。多くの国にとって水資源は当たり前でない限られた資源で、効率的な灌漑は資源の節約、経済性からも重要課題です。

130社以上の出展があった展示会では、50年前にドリップ式潅水技術を発明し業界最大手のNetafim社は、“世界初のブレインを持った潅水システム”と謳ったNetBeatを発表。これは栽培環境をセンサーでモニターし、その情報を分析、潅水・液肥を自動的に制御するというもの。

他社からも果樹やトマトの実の大きさをセンサーで測る、果樹の幹の樹液の流れを測る、土壌の酸素状態を測るなどの製品がありました。これからは栽培環境や作物からのデータを集めそれを分析することで、与える水と肥料の量を最適化、農業の生産性をより向上させる「農業のビッグデータ」の時代です。

世界のオリーブ:Xfの拡大の懸念広がる

イタリア・フランスで広がったキシレラ病原菌(オリーブの木に広がり、枯死する。略してXf)への対策としてEUは、菌におかされた樹木の伐採、疑わしい植物の移動禁止などを行っていますが効果が見えず、スペインのマヨルカ島でも発生が確認され、さらにスペイン本土でも感染が確認され、他の国にも広がるのではと懸念が広がっています。

中央アメリカから欧州に持ち込まれたXfは、ブラジルのコーヒー、柑橘類、カリフォルニアのアーモンド、そしてアジアでは台湾のブドウ、梨にダメージを与え
ています。

イベント:大丸東京店へおいでいただき有難うございました

5月9日から15日まで東京駅にある大丸東京店で開催された『地中海の美食&ワインフェア』 では多くの方にダルトンワインを試飲・購入いただきました。
“今までのロゼとは違う”、“ブレンドの味が素晴らしい”と大変ご好評いただきました。

 

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オレア・オリーブ:オリーブの花

オリーブの花は前の年に伸びた枝に咲きます。一つの花序(花の咲く部分)には約10~40の花が咲きます。この数は品種、木の状況と環境で左右されます。こうして咲いた花には、完全な花(パーフェクト)と不完全な花があります。完全な花は雌雄同化すなわち雌雄が同体です。

不完全な花は男性の花と呼ばれ、雄蕊だけで子房が未発達かあるいはまったくない状態の花です。平均すると50%あるいはそれ以上が不完全な花とスペインコルドバ大学のラロー教授は述べています。

成長した木には、約50万個の花が咲き、満開から2週間後には約49万4千個の花が離層形成(柄の部分に出来る柔らかい細胞層)で脱落すると言うことです。

※ オレア・オリーブ(Olea.olive)オリーブの学名はOlea europaea L.です。このコラムではオリーブの品種・栽培・産業など様々な情報をお伝えします。